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「猫の爪とぎって、結局いくつ置けばいいの?」
わが家は保護猫が3匹。答えを先に言うと、目安は「猫の数+1個以上」。3匹なら4個以上です。
でも、わが家に置いてあるのは5個。しかも全部ちがう種類です。
多すぎ?と思うかもしれません。でもこれにしてから、爪とぎの取り合いが一度も起きていません。 壁もソファも無事です。
この記事では、
- 何個いるのか(目安と、その根拠を調べた結果)
- どこに置くと使ってくれるのか
- どの素材を選べばいいのか
- 多頭飼いで取り合いを防ぐコツ
を、猫3匹(ルイ・翔・ルル)と暮らすわが家の実例つきでまとめました。

猫の爪とぎは何個必要?目安は「猫の数+1個以上」
まずは基本の目安から
爪とぎの数の目安は、「猫の数+1個以上」。獣医師さんが監修しているサイトでも、保護猫シェルターのサイトでも、だいたいこの数字で一致しています(出典:富士見台どうぶつ病院)。
計算はかんたんです。
- 1匹 → 2個以上
- 2匹 → 3個以上
- 3匹 → 4個以上
「そんなにいるの?」と思いますよね。私も最初はそう思いました。
でも猫にとって爪とぎは、あって当たり前のもの。足りないと、代わりに壁とソファが爪とぎになります。用意しないという選択肢は、じつはないんです。
「+1」の根拠、調べてみたら見つかりませんでした
ここは正直に書きます。
この「猫の数+1個」というルール、はっきりした出典は見つかりませんでした。 よく似た猫トイレの「頭数+1台」ルールを当てはめたもの——そんな気がしています(※調べた範囲での推測です)。
ただ、「猫の数より少し多めに置く」という考え方自体は理にかなっています。
猫が「今とぎたい」と思った瞬間に、手が届くところにあるかどうか。それがすべてだからです。遠くにあれば、猫は近くの壁を選びます。
わが家は3匹に5個。増えた理由は「失敗の積み重ね」
目安どおりなら、3匹のわが家は4個でOK。でも実際は5個あります。
なぜ増えたのか。買っては外し、買っては外しを繰り返したからです。
「この子は使うけど、あの子は見向きもしない」——これが何度もありました。そのたびに1個追加して、気づいたら5個・5種類。
結果としては、これが大正解でした。理由は後半でお話しします。
そもそも猫はなぜ爪をとぐの?
対策の前に、理由を知っておくと納得しやすいです。主に3つあります(出典:新宿動物病院コラム)。
- ここは自分の場所、というサイン(肉球のにおいの腺でマーキングしています)
- 爪のお手入れ(古い爪の層をはがして、新しい爪を出しています)
- 気分のリセット(伸びをするようにバリバリやります)
つまり爪とぎは、やめさせるものではないということ。
やめさせようとするから、うまくいかないんですね。目指すのは「させない」ではなく、「別の場所でやってもらう」。これだけで気持ちがラクになります。
猫の爪とぎの置き場所はどこがいい?
数をそろえても、置き場所を外すと使ってもらえません。ここ、意外と大事です。
ねぐらのそば と 通り道
猫は寝起きに、伸びをしながら爪をとぐクセがあります。だから、お気に入りの寝床のすぐそばは鉄板。
もうひとつは、猫がいつも通る道。部屋の入口や、行き来するルートの途中に置いておくと、通りがかりにガリガリしてくれます。
とがれたくない家具の「すぐ横」に置く
これは知らない人が多いポイントです。
ソファでとがれて困ったとき、つい「爪とぎを別の場所に置いて、そっちに誘導しよう」としますよね。でもこれ、逆効果になりやすいんです。
正解は、とがれたくない場所の「すぐ横」に置くこと。
猫はその場所が気に入ってといでいるので、遠くに移してもついてきません。同じ場所に、もっと気持ちいい選択肢を用意する——これがコツです。
わが家は「机の下」と「ベッドの下の隣」
わが家の置き場所は、机の下とベッドの下の隣。
どちらも猫たちが長く過ごす場所で、通り道でもあります。わざわざ移動しなくても、いる場所のすぐそばにある。 使ってもらえているのは、たぶんこれが理由です。
爪とぎの種類と選び方|素材別の特徴

段ボール・麻縄・木・カーペット、どれを選ぶ?
素材は大きく4種類。それぞれ得意・不得意があります。
| 素材 | いいところ | 気になるところ |
|---|---|---|
| 段ボール | 安い・軽い・好きな猫が多い | 消耗が早い・カスが出る |
| 麻縄(サイザル) | 丈夫・引っかかって満足感が高い | 段ボールより高め |
| 木 | 重くて安定・長持ち | 値段が高め・重い |
| カーペット | 柔らかく爪にやさしい(シニア猫向き) | 家のカーペットもとぐクセがつくことがある |
ざっくり選ぶなら、こうです。
- とにかく試したい → 段ボール
- 長く使いたい → 麻縄か木
- カスの掃除がイヤ → 段ボール以外
わが家が選んだのは、この中の段ボールでした。次に、2年使った正直なところを書きます。
クレアルの段ボール爪とぎ、2年使った正直な話
わが家で使っているのは、段ボール製の猫用品メーカー「くらふと工房クレアル」の爪とぎです。
使い始めてから、もうすぐ2年になります。
正直に言うと、段ボール製と聞いたときは「どうせすぐボロボロになるんだろうな」と思っていました。安いものを何度も買い替えるつもりで選んだくらいです。
でも、実際は違いました。
猫3匹が毎日ガリガリしても、2年経った今の状態は「そろそろ替えてもいいかな」くらい。まだ現役です。
段ボール=使い捨て、というイメージが、自分の中で完全にひっくり返りました。しっかりした作りのものを選べば、段ボールでもここまで長く付き合えます。
そして一度、置き場所と好みが決まってしまえば、あとは特別なことをしなくても猫が勝手に使ってくれる。そのラクさが、2年続いた一番の理由かもしれません。
うちの猫たちが実際に2年使ってきたものです。同じように、長く使えるものを探している方は見てみてください。
わが家で使っているクレアルの段ボール爪とぎ
▶ くらふと工房クレアル 猫つめとぎ 3種BOX 中(大理石・白)|Amazon
※わが家にあるのは〈大〉サイズですが、Amazonでは現在在庫切れのため、同じシリーズの〈中〉サイズのリンクを載せています。
多頭飼いで取り合いにならない爪とぎの選び方

3匹いれば、好みも3通り
ここが、いちばん伝えたいことです。
わが家の爪とぎ5種類は、ソファー型・ベッド型・階段型・ハーフ型・麻紐の柱。そして猫たちの”推し”は、きれいに分かれました。
- ルイ → ドーム型でもベッド型でもOK。囲まれる形なら、どっちでも使うおおらかなタイプ
- 翔 → 階段型ひとすじ
- ルル → 麻紐のついた柱ひとすじ
ルイのようにどれでも使ってくれる子もいれば、翔とルルのようにこれじゃないとダメな子もいます。この差が、けっこう大きいんです。
同じ家で暮らしていても、ここまで分かれます。
「買ったのに使ってくれない」という悩みをよく聞きますが、その子の好みと合っていなかっただけかもしれません。1種類でダメでも、そこであきらめないでほしいなと思います。
「数」より「種類を分ける」が効いた
わが家で取り合いが一度も起きていない理由も、ここにあると思っています。
それぞれに”自分の定番”があるから、そもそも取り合う必要がない。
同じ爪とぎを3個並べるより、ちがうタイプを5種類置くほうが、多頭飼いではうまくいく。これがわが家の実感です。
買い足すときは、あえて今と違うタイプを選んでみてください。
ちなみに、うちで階段タイプを気に入っているのは翔です。段差があるぶん、爪とぎと遊び場をかねられるのがいいところだと思います。
階段タイプを探している方はこちら
▶ くらふと工房クレアル 猫つめとぎ ステップトンネル(白)|Amazon
階段とトンネルが一体になった形で、幅は約80cm。爪とぎと遊び場を1つで済ませたい方に。
まとめ:まずは頭数+1個。次は「種類を変える」
ポイントをまとめます。
- 数の目安は「猫の数+1個以上」(3匹なら4個以上)
- ただし「+1」の明確な根拠は見つからず、猫トイレのルールの転用の可能性(調べた範囲での推測です)
- 爪とぎは猫に必要な行動。やめさせるのではなく、別の場所でやってもらう
- 置き場所は寝床のそば・通り道・とがれたくない家具のすぐ横
- 素材は4種類で一長一短。クレアルの段ボール製は2年使ってまだ現役
- 多頭飼いのコツは「数」より「種類を分ける」
壁やソファが削られていくのを見ると、正直へこみますよね。私もそうでした。
でも、数と置き場所を見直すだけで、その悩みはずいぶん減らせます。まずは1個、置き場所を変えてみるところからで大丈夫です。
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うちの猫たち(ルル・翔・ルイ)の日常はSNSでも発信しています。よかったらのぞいてみてください。
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